【決定】葛飾区議会議員選挙・区長選挙が11月9日に同時執行!平成9年から8回目の実施
葛飾区の政治情勢が動き出します。
令和7年8月14日に開催された葛飾区選挙管理委員会臨時会で、11月に予定されている区議会議員選挙と区長選挙を同じ日に実施することが正式に決定されました。
※写真はイメージです。
選挙実施の概要
- 投票日:令和7年11月9日(日)
- 告示日:令和7年11月2日(日)
- 開票日:令和7年11月9日(日)即日開票
今回の同時執行は、平成9年から続く制度の継続実施となります。区議会議員の任期満了が11月12日、区長の任期満了が12月18日と異なりますが、公職選挙法第34条の2第1項を適用して同時に行われます。
選挙の規模
- 区議会議員選挙:定数40人(前回立候補者数:60人)
- 区長選挙:定数1人(前回立候補者数:2人)
前回の選挙では区議選に60人、区長選に2人が立候補しており、今回も同程度の候補者数が予想されます。特に区議選では定数40人に対して20人多い立候補者があったことから、激戦が予想されます。
投票率の推移
過去3回の同時選挙の投票率を見ると、徐々に上昇傾向にあります。
- 平成25年11月10日:区議選41.67%、区長選41.66%
- 平成29年11月12日:区議選43.62%、区長選43.61%
- 令和3年11月7日:区議選44.03%、区長選44.02%
令和3年の選挙では44%を超える投票率を記録しており、有権者の政治への関心の高まりがうかがえます。
同時執行のメリット
区議選と区長選を同時に実施することで、有権者にとっては一度の投票で両方の選挙に参加できる利便性があります。また、選挙管理委員会にとっても人件費や会場費などのコスト削減効果が期待できます。
さらに、区政運営に関わる重要な選挙を同時に行うことで、有権者が区の将来について総合的に判断する機会となります。
今後の注目ポイント
選挙まで約3ヶ月となり、各陣営の動きが本格化することが予想されます。現職の動向、新人候補の出馬表明、政策論争の展開など、区政に関心のある方には注目すべき期間となります。
特に区長選については前回2人の立候補でしたが、今回はどのような構図になるかが注目されます。また、区議選では定数40人に対してどの程度の候補者が名乗りを上げるかも関心事の一つです。
投票率が徐々に向上しているとはいえ、まだ半数に届いていない状況です。区政は市民生活に直結する重要な政治レベルであり、より多くの有権者の参加が期待されます。
選挙が近づくにつれて各候補者の政策や公約が明らかになってくるため、有権者の皆さんには積極的な情報収集と投票参加が呼びかけられます。
11月9日の投票日に向けて、葛飾区の政治情勢から目が離せません。
