京成高砂駅周辺の「高砂地区まちづくり方針」を地域が葛飾区に提出、鉄道の高架化を見据えた駅北口の再開発の今

京成高砂駅周辺の将来の姿をまとめた「高砂地区まちづくり方針」が、地域の団体から葛飾区に提出されました。「開かずの踏切」の解消に向けた鉄道の高架化と、駅北口の再開発の検討が、少しずつ進んでいます。
地域の団体が3年かけてまとめた方針
方針をまとめたのは、地域の自治町会や商店会でつくる「高砂地区開発協議会」です。2026年5月付けの「高砂地区まちづくり方針(GO!高砂 〜つながるまち、広がる未来〜)」を、6月10日に区へ提出しました。
協議会は、京成本線などの連続立体交差事業(京成高砂駅〜江戸川駅付近)が2022年4月に国の着工準備採択を受けたのをきっかけに、2023年3月に勉強会を立ち上げました。勉強会のほか、アンケートやパネル展示で住民の意見を聞きながら、約3年かけて方針を形にしています。
5つの方針と3つの拠点エリア
方針では、「だれもが安心して回遊できるまち」「災害にも強い安全・安心なまち」など、5つの方針を掲げています。まちの課題として、開かずの踏切や鉄道による地区の分断、駅前にバスやタクシーのロータリーがないこと、狭い道路が多いことなどを挙げています。
まちづくりの中心になるのは、駅前の「駅前拠点エリア」、京成電鉄の高砂車庫の移転にあわせて開発する「駅東拠点エリア」、都営高砂団地の建て替えで生まれる土地を生かす「創出用地エリア」の3つ。北口・南口の駅前広場の整備や、駅の北口と南口をつなぐ自由通路の検討なども盛り込まれました。
区は、この方針を区の「高砂駅周辺地区まちづくりガイドプラン」に反映させるとしています。そのうえで、連続立体交差事業などの都市計画決定に向けて、より具体的な検討を進める方針です。
駅北口では再開発の準備会が活動中
駅北口では、地区内の土地や建物の持ち主による「京成高砂駅北口地区市街地再開発準備会」が、2021年11月から活動しています。再開発の準備組合をつくることを目指す段階で、再開発の規模などはまだ示されていません。
2026年8月26日には第14回の全体会が開かれ、品川区の戸越公園駅や練馬区の石神井公園駅の事例をもとに、防災とにぎわいのまちづくりについて意見を交わしました。区は、今後東京都から連続立体交差事業の内容が示される予定だと説明しています。
準備会と協議会の今後の予定は、2026年9月発行の準備会ニュース第14号で、次のように示されています。
- 2026年8月〜10月:パネル展示とアンケート(高砂地区センターまつり、イトーヨーカドー 高砂店、高砂音楽祭)
- 2026年12月:準備会の第15回全体会、協議会の先進事例視察会(いずれも予定)
- 2027年2月:駅周辺地区まちづくり検討会(予定)
京成本線・金町線・北総線の3線が乗り入れる京成高砂駅の周辺は、区の都市計画マスタープランで「広域拠点」に位置づけられています。踏切の解消と駅前の整備がどのように具体化していくのか、詳しい情報が入りましたら、改めて記事にできたらと思います。
アクセス 京成高砂駅周辺
場所はこちら。
高砂駅周辺のまちづくり 問い合わせ先
- 葛飾区 高砂地区まちづくり方針について
- 葛飾区 京成高砂駅北口地区市街地再開発準備会について
- 場所:東京都葛飾区高砂(京成高砂駅周辺)









