【葛飾区】24歳職員が税金・保険料約140万円を窃取 免職処分に

葛飾区は8月1日、地域振興部戸籍住民課の24歳男性職員が区民から徴収した税金・保険料約140万円を窃取したとして、免職処分にしたと発表しました。

事件の概要

被処分者の詳細

所属：地域振興部戸籍住民課
職層・職種：主事（事務）
性別・年齢：男性・24歳

事件の経緯

この職員は令和6年度、金町区民事務所での勤務中に区民から徴収した各種保険料および税金約140万円を窃取しました。令和7年6月初旬に警察に逮捕され、その後犯行を認めています。

窃取された約140万円については、既に区に返還されています。

処分内容と法的根拠

区は地方公務員法第29条に基づき、以下の懲戒事由に該当するとして「免職」処分を決定しました。

• 第1号：法令等違反
• 第2号：職務上の義務違反又は職務懈怠
• 第3号：全体の奉仕者たるにふさわしくない非行

また、管理監督責任について上司の処分・注意も併せて行われています。

区民への影響と今後の対応

今回の事件は、区民の信頼を大きく損なう重大な事案です。区では再発防止策の検討と職員のコンプライアンス意識の向上に取り組むとしています。

公務員による税金・保険料の窃取は、区民生活に直接影響を与える深刻な問題であり、区の適切な対応と再発防止策の実効性が注目されます。

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